雨漏り特集 雨漏り特集

倉庫で発生する屋根からの雨漏りの原因倉庫で発生する屋根からの雨漏りの原因

このページの3つのポイント

  1. 倉庫や物置の雨漏りの可能性を考えてみましょう
  2. 倉庫や物置に求められる最適な屋根材はどのようなものでしょう
  3. 屋根材によるおもな雨漏りの原因を紹介します

気にしていますか?倉庫や物置の雨漏り

気にしていますか?倉庫や物置の雨漏り

あなたの会社やお家にも倉庫や物置があると思います。
すぐに使わない書類や記念品を保管したり、催し物の備品を置いたり、季節ごとに入れ替える服や家具などをしまったり、と使い方は十人十色です。

すべてにおいて共通して言えることは、倉庫や物置が雨漏りすると保管物に水がついてしまう大問題に発展することです。
ご使用になるときに濡れやカビ、異臭に気付き、二度と使えなくなることも考えられます。
美術品や希少なもの、思い出の品なら損害は計り知れません。

それでは、倉庫や物置で発生する雨漏りの原因をたどってみましょう。

倉庫と物置の屋根材と修理について
本章では素材の視点から、倉庫と物置の屋根材を同等の扱いとして紹介しています。
倉庫は建造物なので、雨漏りや維持のために改修工事やメンテナンスを行いますが、物置は一般的に補修で賄えない場合は廃棄や買い換えとなります。

↓↓↓↓↓↓

倉庫・物置の雨漏りの可能性を考えてみましょう

●目視点検をすることがなく気付かない
あなたの会社は業務時間内に、倉庫の外観や構造的な点検をする時間は割いていますか?
ご自宅の物置の外観や構造的な点検をする時間を持っていますか?
お家なら、台風や暴風などがあれば外観から目視だけでもチェックしますし、内観は生活していながら異変に気付くことができます。
倉庫や物置は住まわれているお家とは違って「頑丈」というイメージから、あまり点検をせず、屋根などの外観を目視したとしても、内部の構造的な状態を隅々まで調べることは少ないのではないでしょうか。

●気付いたときには大惨事となっている

気付いたときには大惨事となっている

お家の中なら毎日行き来があるので些細な異変にも気付けますが、倉庫や物置は保管や取り出しなどがない限り行かない場所なので、異変に気付くことが遅くなる可能性があります。
雨漏りは時間が経つと被害も広がるので、気が付いたときには床一面が水浸しとなっている場合もあります。大事な品物も被害を負ってしまうかもしれません。
これらは未然に防げなければ、修理費的にも、精神的にも、高い代償となってしまうでしょう。

●会社の倉庫なら清潔感と安全が必要
汚れた倉庫に荷物を取りに行くことは、どんな方でも避けたいものです。
現代の会社は清潔感のある施設を維持し、労働環境を向上させて労働者不足を解消するなど、様々なことに注力する必要が出ています。
例えは見た目がキレイな倉庫でも、庫内がカビ臭く床にも水滴が溜まっていたら…。
カビや匂いなどに対して過敏に反応してしまう方も増えていますし、そこから健康被害に繋がったら補償を含め重大な危機に陥ります。
また床の水滴により滑倒することもありえますので、より慎重に対処する必要があります。

●自宅なら物置からカビが移る場合も

自宅なら物置からカビが移る場合も

ご自宅の物置は庫内が狭いため風通しも悪く、さらに環境が悪化します。
雨漏りの発生に気が付かずに保管物の殆どにカビが発生してしまった、という話をよく伺います。
そのような保管物を家の中に移動するのはイヤですよね。せっかく毎日掃除をしているお家に、物置からのカビが移ったらいたたまれません。

倉庫や物置に最適な屋根材とその種類・特長

倉庫や物置に最適な屋根材には、どんな機能性が選ばれるのでしょう。

●メンテナンスが極力不要の長寿命品
倉庫や物置は毎日立ち入る場所ではありませんので、こまめな目視点検はあまり期待できません。
とくに賃貸式の倉庫ですと契約者以外は入室できないので、倉庫所有者が内部の目視点検はできませんし、大きな倉庫では点検の目が届ききらない場合もあります。
そのため屋根材は、住まいとは違う製品寿命や耐候性能などの機能性が重要になってきます。

●遮音性は重要視しない普及価格品
生活視点で建造しない倉庫にはあまりお金を掛けたくありませんので、必要最低限の価格で寿命の長い屋根材が好まれます。
また倉庫や物置は生活をする場所ではないので、遮音性を重要視しない点も上げられます。
これは「倉庫等に好まれる屋根材は遮音性が悪い」という意味ではありません。ゲリラ豪雨のような雨でしたらどんな屋根材でも雨音はしますし、コンクリート躯体に比べたら金属屋根はどうしても音が出る、という程度の話です。
屋根材の品質はかつてよりとても向上していますので、安心してお使いいただけます。

倉庫や物置の屋根材の種類とおもな雨漏りの原因

長寿命や低価格が求められる倉庫・物置の屋根材として、多く用いられているものは以下の2つです。
 1. 折半(せっぱん)屋根
 2. 波型スレート屋根

どちらも耐久性が高く施工性も良いため選ばれますが、じつは雨漏りが起こってしまったときの原因特定が、一般住宅に比べて容易という特長もあります。
そこでこれらの屋根材の特長と、発生しやすい雨漏りの原因をご紹介します。

ここにご注意!

耐用年数が長い屋根材は、=メンテナンスや点検が不要、ということではありません。
一般住宅に比べれば劣化しにくい素材ですが、破損や不具合を放置すれば症状が進み雨漏りに発展することは、どの建材でも同じです。
これから紹介する屋根材は、破損や不具合を目視点検で気付きやすい特長を持っています。
倉庫の用途から屋根材選びをすることに加え、保管物を守るという本来の目的として点検やメンテナンスが重要になることも、合わせてご理解ください。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

1. 折半屋根

折半屋根

●折半屋根の特長
折半屋根は金属製の板金材です。山型谷型が連続した形状の屋根はよくご覧になると思います。
この折半屋根は梁(はり=屋根材の荷重を柱に伝える構造材のこと)などに直接葺くことができるため施工性も良好で、よく選ばれています
金属製なので耐火性能もよく、もらい火などの防御性能が高い材質です。

●折半屋根で発生する雨漏りのおもな原因

1-1 メンテナンス不足による錆などの発見の遅れ

折半屋根 メンテナンス不足による錆などの発見の遅れ

金属製の折半屋根材は錆の防止のため、屋根材の再塗装などのメンテナンスを定期的に行う必要があります。
また屋根の水下側や雨樋部分にゴミや枯葉などが集中すると雨水の溜まり場になってしまい、その部分から錆が浮き、腐食が進行してきます。
錆や腐食は屋根材を弱め、やがて穴が空き雨漏りの発生へと繋がっていきます。これらを防ぐために定期的な点検と再塗装、雨樋の掃除などのメンテナンスが必要となります。

1-2 ボルト部分の錆とシーリングの劣化

折半屋根 ボルト部分の錆とシーリングの劣化

折半屋根の雨漏り原因として非常に多く見受けられる症状です。

折半屋根は梁にボルトで固定し、シーリング材で保護をします。
ボルトも屋根材同様に簡単には錆びない材質で作られているのですが、経年劣化による錆の発生や、引っかかってしまったゴミなどからのもらい錆により錆が発生すると、ボルト自体や周りの屋根材を腐食させていきます。
また保護材のシーリングの劣化も否めません。シーリング材が経年によってひび割れたり欠けたりすると、保護機能を失いボルトや屋根材の耐久性が低下し、錆や腐食の進行を早めてしまうのです。

ボルト部分から雨漏りが発生してしまった場合やその発生リスクを減らすためには、ボルトにキャップを被せて保護することが有用です。
このとき、該当するボルトとその周り、さらにキャップの内側にもシーリング材を充填することで、錆や腐食部分を強固に塞ぎます。
数年に1度でも点検をしてメンテナンスができれば、雨漏りの予防に繋がります。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

2. 波型スレート屋根

波型スレート屋根

●波型スレート屋根の特長
波型スレート屋根材はその名のとおり波形のスレート材です。
スレートとはセメントをベースにした屋根材で、そのセメントの劣化(ひび割れ等)しやすい性質を補うために繊維素材を混ぜ合わせて耐久性を高めた建材です。
耐用年数が25年以上と長く耐火性能も優れているため、大規模倉庫や工場などでもよく使われています。

ここにご注意!

アスベスト(石綿)

2004年以前に製造されたスレート材には、混合する繊維素材としてアスベスト(石綿)を使用していたことが判明しています。
アスベストは、粉塵が非常に細かく人体の肺に容易に侵入します。長期間吸入していると肺がん等の誘因となることも指摘されています。

このスレート屋根の雨漏り修理は、カバー工法(既存の屋根材を廃棄せずに、新たな屋根を上乗せし雨漏り対策を行う工法)でのリフォームを推奨しています。(詳細は第7章で紹介します)
そのまま使用している場合に害はありませんが、修理や改修時にスレート材の撤去、切断、加工を行うと、アスベストを飛散させる恐れがあり、大変危険な行為となります。

なおアスベストを含有した部材は、廃棄物処理法のガイドラインに則った処理方法で行う細心の注意が必要で、修理業者はその指示を受けています。日曜大工風にご自身が自ら作業しようとすることは、絶対にお止めください

●波型スレート屋根で発生する雨漏りのおもな原因

2-1 点検不足による劣化発見の遅れ

波型スレート屋根 点検不足による劣化発見の遅れ

波型スレート屋根は25年以上の耐用年数を持つと言われますが、基材のセメントは、その土地の気象条件や設置環境により劣化が早く進むことがあります。
また30年、40年と放置され、ボロボロ状態に変わってしまったスレート屋根を見掛けることもあります。
早めに点検を行って部分補修をしておけば、寿命が伸ばせたかもしれないと感じることもあります。

強風や地震などの衝撃や振動で微細な隙間が生じ、雨漏りに繋がることもあります。こちらは点検により早期発見ができます。

2-2 ボルト部分の錆とシーリングの劣化

波型スレート屋根 ボルト部分の錆とシーリングの劣化

折半屋根はボルト部分からの錆が雨漏りの原因になると書きました。
スレート屋根も同様で、ボルトの錆びやシーリング材のひびや欠けが屋根材を傷めて雨漏りの要因になりますので、定期的な点検と適宜補修等を行うことがとても重要です。

対処方法も折半屋根と同様、ボルトにキャップとシーリング保護を施すことが有用です。

↓↓↓↓↓↓

倉庫や物置で発生する屋根からの雨漏りの原因 まとめ

  1. 倉庫や物置の雨漏りの可能性を考えてみました
    毎日の行き来が少ない倉庫や物置の外観や構造的な不具合・異常は、なかなか発見できません。不具合に気付かないまま時間が経過すると被害が広がり、保管物が雨水で濡れ、カビが生え、異臭が発生し、修理費的だけでなく精神的にも、高い代償と繋がります。
  2. 倉庫や物置に求められる最適な屋根材を紹介しました
    倉庫や物置に求められる最適な屋根材は、「長寿命品」と「低価格品」が挙げられます。
    倉庫や物置は生活をする場所ではないので、住まいとは違う機能性が重要となり、金属製の「折半屋根材」やセメントがベースの「波型スレート屋根材」が多く選ばれています。
    ただし、長寿命品=メンテナンスや点検が不要、ということではありませんので、ご注意ください。
  3. 屋根材によるおもな雨漏りの原因を紹介しました
    「折半屋根」は金属製の板金なので、錆がつきものとなります。錆は金属を腐食させ、やがて穴が空き、雨漏りへと繋がっていきます。
    「波型スレート屋根」は、基材のセメントの劣化や、強風や地震などで生じる隙間が雨漏りへと繋がっていきます。
    またどちらも固定具であるボルトの錆も屋根材の劣化へと導きます。
    これらの不具合は定期的な点検で判明しやすく、雨漏りを未然に防ぐ第一の予防策と言えます。

雨漏り特集 トップへ


お客様の声
サブコンテンツ
ご相談は24時間無料0120-682-777(9:00~20:00)

メールフォームでお時間を気にせずに、お電話でもお気軽に

このページの先頭へ