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リノベーション特集

LED照明に交換して快適空間にリフォームしよう

  • このページの3つのポイント
    • はじめに、LED照明の原理・特徴を解説します
    • LED照明を加えた生活例をお知らせします
    • 付加機能のついたLED照明を紹介します

    LED照明に交換して快適空間にリフォームしよう

    LED照明に交換して快適空間にリフォームしよう 家庭内でLED照明が普及されて約10年。
    シーリング照明※1などは手軽に置き換えられますが、まだ旧来型の白熱灯や蛍光灯を用いているご家庭では、電気工事をしてまで置き換えるがが、選択のポイントともなっているのでしょう。
    今回の特集記事ではLED照明が快適生活にどうもたらすか、役立つかを中心にお伝えしていきます。
    ※1 天井に直接、専用のコンセントで取り付けられる広範囲を照明できる器具
        

    いまさらながら、LED照明ってなに?

    LED照明の原理を、旧来の白熱灯(電球)と蛍光灯と交えて簡単に説明してみます。
    ● 白熱灯
    白熱灯 光を放つフィラメント部分に電流を流すことで、発熱と発光をさせます。
    フィラメント部分は電流が流れにくく、その電気抵抗からフィラメントの温度が上昇し、高温化して発光する原理です。
    電気が流れれば発光するので製造が安価に出来、直流電源・交流電源のどちらでも使用できることもメリットです。
    しかしこの自己熱はいずれフィラメント部分を溶解、すなわち電球が切れてしまうことで寿命を迎えます。ランプの寿命はおよそ1,000~2,000時間と言われています。

    ● 蛍光灯
    蛍光灯 水銀蒸気を封入し、内面に蛍光物質を塗布したガラス管の両端に付けられた電極に電圧をかけることで電子が放出され、放出された電子が水銀蒸気と衝突することで紫外線を放出。その紫外線が蛍光物質に触れることで可視光線となり発光する原理です。光の色合いは蛍光物質によって変えています。
    ただしこの放電現象は電極に電圧をかけると急激に電流が増えてしまい、そのままではランプの破壊につながります。そこでこの電量の暴走を防ぐために安定器という装置(回路)が必要になります。安定器は電流量を一定値に安定させる抵抗器のようなものです。また装置の設計的に直流電源よりも交流電源の方が安価に製造できるため、ほぼ交流電源の装置が市販を占めています。
    ランプの寿命はおよそ6,000~12,000時間と言われ、その寿命は電極の劣化や水銀蒸気の蒸発などや、ガラス管の不透明化や周辺回路(安定器やグロー管のある場合はそちら)の劣化など、多くの要素がからみます。また蛍光灯は点灯時の負荷がいちばん大きく寿命に左右するので、点灯し放しにする方がランプの寿命は長くなります。(この場合の周辺回路の寿命は不問です)

    ● LED照明
    LED照明 LEDとは発光ダイオード(=Light Emitting Diodeの略)という半導体の一種のことで、これを利用した照明器具です。LEDは電圧をかけると電子(-の要素)と正孔(+の要素)の要素が衝突し、そのときのエネルギーが光のエネルギーに変換されて発光します。光の色合いは、半導体に混合する化合物によって変えています。
    調色タイプのLED照明器具は、予め2色のLED群を持たせ、発光時にそれら2色のバランスを変えて作色する構造が殆どです。
    寿命に関しては、LEDは半導体であるため原理的に「切れる」という概念はなく、寿命はおよそ約30,000~60,000時間と言われています。
    寿命は構造上で用いている樹脂が劣化して輝度低下をもたらし、最高輝度の70%まで低下した場合としています。LEDは光ることでその光が樹脂の劣化を促し、発光面の温度が上昇することでも樹脂の劣化を促します。つまり高輝度・長時間駆動になるほど寿命は早まります。

    話は変わりますが、半導体の駆動は直流電源が好ましいため、交流電源用の照明器具でもLEDランプ内には直流電源に変換する整流器を搭載させていますので、ソケット型等のLEDランプはそのまま差し替えるだけで使えるものが殆どです。
    ただし蛍光管(ランプ)だけを差し替える直管型の蛍光灯などは、既に蛍光管外に取り付いている安定器が邪魔となって正常な動作ができなくなる場合もあります。この場合は安定器を回避する工事が必要となりますので、事前に屋内配線工事ができる業者に確認を取ってから置き換えるようにしましょう。
        

    LED照明のメリット

    LEDにはほかの照明とは違うメリットが多くあります。
    ● 長寿命
    上述しましたが、LED照明は白熱灯や蛍光灯に比べて圧倒的に長寿命で、交換の煩わしさも軽減されます。
    ただし蛍光灯や白熱灯の寿命値に広がりがあるように、LED照明の寿命も点灯輝度や連続点灯時間、使用環境、駆動させるための電気回路の寿命などによって変動します。「寿命10年、15年」と謳われる場合でも、1日に使用する想定時間がどのくらいで算出しているかなどでも変動するのでご注意ください。

    各種照明の想定寿命比較
    照明の種類 LED照明 蛍光灯 白熱灯
    想定寿命 30,000~60,000時間 6,000~12,000時間 1,000~2,000時間
    ● 低消費電力
    電気製品の消費電力は、メーカーの設計思想や機能、時代によっても変わるもので一概には言えないのですが、単純明快な単機能のE-26口金 60W電球型照明の、それぞれの消費電力を比較してみます。

    E-26口金60W電球型照明の消費電力比較
    照明の種類 LED照明 蛍光灯 白熱灯
    消費電力※2 7W 12W 54W
    1年間の想定電気料金※3 約552円 約946円 約4,257円
    白熱灯との差額(年間)※3 約3,705円 約3,311円
    白熱灯に対する電気料金削減率 約87% 約78%
    ※2 当社が独自に市販品を調査した数値です。メーカー各社の製品にはばらつきがあります。
    ※3 1日の使用時間を8時間、1年365日として計算。電気料金の単価は新電力料金目安単価:27円/kWh(2014年4月公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価・税込)とし、照明の消費電力×365日×8時間×電気料金単価で算出しています。
    ● 製品価格
    かつてはかなり高価であったLED照明も、かなり購入しやすい価格になりました。この製品価格はメーカーの設計思想や機能、時代によって変化するものなのですが、こちらも上記に倣い、単機能のE-26口金 60W電球型照明それぞれの年間想定単価を単純計算で見てみることにします。

    E-26口金60W電球型照明の年間想定単価比較
    照明の種類 LED照明 蛍光灯 白熱灯
    単価※4 1,000円 500円 100円
    1年間使用時の想定単価※5 約65円 約162円 約195円
    ※4 当社が独自に市販品を調査した数値です。メーカー各社の製品や販売価格にはばらつきがあります。
    ※5 1日の使用時間を8時間、1年365日として、2,920時間使う場合の各照明1年間の想定単価です。
    これらの例で見ると、LED照明は長く使える分メリットがあるとも言えます。
    ただし、その他の形状や機能(例えばリモコン式吊り下げ照明など)によって製品価格は大きく変わりますので、一概に言えないこともご了承ください。
        

    LED照明を加えたリフォーム

    コロナ禍で自宅にいることが多くなったいま、より一層ご自宅の快適さを求めてプチリフォームを検討される方も多いでしょう。
    ここからは、リフォームの際などにご検討頂きたい、快適生活に役立つLED照明器具の情報をご紹介します。
    ● キッチン
    元々の構造が蛍光灯1灯だけで暗いキッチンは、コンパクトなLEDのスポット照明を複数導入することで、明るい空間が広がります。また似た形状のハロゲンランプ※6と違ってLEDのスポット照明は高温にならず、近くにあっても安全です。
    ※6 ハロゲンランプは白熱電球と同じ構造で、封入するガスをハロゲンガスに変えることで高輝度を維持します。発熱温度も高くなるため点灯中や点灯直後に触れると火傷の恐れがあります。

    キッチン(リフォーム前) キッチン(リフォーム後)
    明るい部屋でも囲われたキッチンはどうしても暗く感じます。このリフォームでは照明機器を入れ替える際に不要な囲いを排除することでキッチンを明るい空間にいたしました。
    キッチン(リフォーム前)

    キッチン(リフォーム後)
    明るい部屋でも囲われたキッチンはどうしても暗く感じます。このリフォームでは照明機器を入れ替える際に不要な囲いを排除することでキッチンを明るい空間にいたしました。
    ● リビング
    天井に「引っ掛けシーリング」という照明専用のコンセントが付いている場合は、対応する照明器具なら差し替えるだけで簡単・手軽に交換ができます。
    この引っかけシーリングは従来の蛍光灯器具から採用されているため歴史も長く、LED機器も多種多様のメーカーからさまざまなデザイン・仕様のものが発売されています。

    天井照明(交換前) 天井照明(交換後)
    天井に密着できる薄型の器具を選べば、部屋の高さ方向の空間に余裕が生まれて圧迫感が軽減します。(取り付け工事が必要となる場合もあります)
    天井照明(交換前)

    天井照明(交換後)
    天井に密着できる薄型の器具を選べば、部屋の高さ方向の空間に余裕が生まれて圧迫感が軽減します。(取り付け工事が必要となる場合もあります)
    ● ベッドルーム
    LED照明の調色の原理 LED照明はひとつひとつの発光素子が小型なため、複数色の発光素子を順に並べ、その発光バランスを変えることで光の調色(色味を変えること)ができる器具も増えています。
    またLED照明器具には調光機能が付いているものもあります。従来の照明器具にもあった機能ですが、LED照明器具は調光範囲が広く、無段階調光やステップ数が多いものも豊富にあり、殆どの場合手元のリモコン操作で調節が可能です。常夜灯機能も搭載しているものもあり、その場合、別途ベビー電球を用意する必要もありません。

    LED照明の調色(昼光色の例) LED照明の調色(電球色の例)
    光の色が調整できる照明器具なら、読書時は白く明るい光、お休み前のくつろぎの時間には暖色の柔らかい光、と可変できます。
    LED照明の調色(昼光色の例)

    LED照明の調色(電球色の例)
    光の色が調整できる照明器具なら、読書時は白く明るい光、お休み前のくつろぎの時間には暖色の柔らかい光、と可変できます。
    ● 玄関・廊下、洗面所、お手洗いなど
    玄関や廊下、洗面所、お手洗いなど、ときどき使用するけど小まめに消灯しておきたい箇所で、人が近づくだけで自動点灯・自動消灯してくれるのはとても便利です。
    内部に人感センサーを搭載している電球型LEDランプが各社から発売されていますので、このような場所には、白熱灯を人感センサー搭載電球型LEDランプにそのまま置き換えることが可能※7です。
    ※7 白熱灯の配線回路に調光機能が組み込まれていない配線の場合です。調光機能が組み込まれている場合は回路変更が必要になります。

    人感センサーによる自動点消灯(点灯時) 人感センサーによる自動点消灯(消灯時)
    夜間の帰宅時の暗い玄関や夜中の廊下でのご家族の安全を守るだけでなく、汚れた手を洗いたいときの洗面所などでもとくに重宝します。
    人感センサーによる自動点消灯(点灯時)

    人感センサーによる自動点消灯(消灯時)
    夜間の帰宅時の暗い玄関や夜中の廊下でのご家族の安全を守るだけでなく、汚れた手を洗いたいときの洗面所などでもとくに重宝します。
    ● 門灯や外灯
    夕方や夜間など周囲が暗くなると自動点灯し、明るくなると自動消灯するものです。人感センサーも同時搭載している機器なら、人が近づくとさらに輝度が上がるなど防犯の役にも立ちます。

    明るさによる自動点消灯(消灯時) 明るさによる自動点消灯(点灯時)
    防犯や安全のため、導入されるご家庭も増えています。
    明るさによる自動点消灯(消灯時)

    明るさによる自動点消灯(点灯時)
    防犯や安全のため、導入されるご家庭も増えています。
    ● くつろぎ空間に
    自室の中でアートなどにスポット照明を当てるのも、くつろげる空間作りに一役立ちます。
    ソファーやベッドサイドを間接照明にすれば、光が直接目に入ることもなくなりやさしい光が得られます。
    また白熱灯では周囲の温度が上がり過ぎることもありましたが、LED照明ならそのようなこともありません。

    スポット照明の例 マルチスポット照明装置 間接照明の例
    小型・軽量、放熱の少ないLED照明は、スポット照明や間接照明にも最適です。
    スポット照明の例

    マルチスポット照明装置

    間接照明の例
    小型・軽量、放熱の少ないLED照明は、スポット照明や間接照明にも最適です。
        

    そのほかの付加機能つきLED照明器具

    最近、おもしい機能を搭載したLED照明器具が増えてきました。LED照明器具は単なる電気機器というより、電子機器と呼ぶ方が相応しいのかもしれません。
    元々照明用に電源を用いているので、付加機能に対する電気配線が不要なのもメリットのひとつです。

    それでは一例を紹介していきましょう。
    生活に合わせたものを取り入れることで、快適さをより手に入れられることでしょう。
    ● サーキュレータ内蔵(シーリングファン)
    サーキュレータ内蔵LED照明器具 サーキュレータを内蔵している照明器具で、室内の空気を攪拌してくれるので、冷暖房使用時の室内の温度むらを整えてくれます。
    ちょっとした扇風機代わりにもなり、ベッドルームなら寝苦しい夏場にも重宝します。

    ● 除菌や脱臭機能付き
    脱臭機能付きLED照明器具 電球型LED灯に光触媒機能やイオン発生機能が搭載されたものです。お手洗いやペットの傍、介護時などで脱臭をしてくれます。

    ● スピーカー機能搭載
    スピーカー機能搭載LED照明器具 Bluetooth接続で音楽を転送し、再生します。音が上から降ってくるイメージで、操作はスマートフォンで行います。
    キッチンにスピーカー内蔵のLED照明器具を取り付ければ、お料理やお片付けの時間も楽しくなります。
    ● プロジェクタ機能搭載
    プロジェクタ機能搭載LED照明器具 機器内に無線LAN機能を搭載し、インターネット動画や同一ネットワーク内の動画ファイルを視聴できるものです。スピーカーも付いているので音声や音楽も聴けます。こちらも操作はスマートフォンで行います。

    いままでのプロジェクタは天井から吊るしたり、台の上に固定したりしなければなりませんでしたが、天井に設置することで置き場所が不要、また無線接続なので配線もなくなり、お部屋を広く効率的に使うことができます。
    それぞれ価格も変動しますが、利便性に変えられない付加機能は、生活を豊かにしてくれることでしょう。
    ぜひ、あなたの生活に合うものをリサーチしてみてください。
        

    LED照明に交換して快適空間にリフォームしよう まとめ

    • LED照明の原理・特徴を解説しました
    • LED照明は発光ダイオードという半導体の応用物で、白熱灯や蛍光灯に比べて寿命が長いものが製造されています。
      製品価格も下がり購入しやすくなり、減価償却期間も短くなりました。

    • LED照明を加えた生活例をお知らせしました
    • LED照明はコンパクトな製品が多く、埋め込み型でも吊り下げ(ペンダント)型でも、圧迫感の少ない製品が豊富に揃っています。また光の調色(色味を変えること)や明るさが自由に調節できる製品もあります。
      白熱灯や蛍光灯からこれらのLED照明に変えてみたときのメリットを、使用感などを交えて紹介しました。

    • 付加機能のついたLED照明を紹介しました
    • LED照明に、照明機能以外の付加機能がついた製品が商品化されています。
      例えばサーキュレータや脱臭機能など生活にプラスされるものや、スピーカーやプロジェクタなど楽しみをプラスする製品です。あなたの生活に合うものを探してみるのも楽しいでしょう。
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