音の仕組みと発生源に対する処置方法 / 大和市・相模原市・町田市で地域密着23年、雨漏り修理するなら

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リノベーション特集

音の仕組みと発生源に対する処置方法

  • このページの3つのポイント
    • 騒音の定義を紹介します
    • 音の仕組みを解説します
    • 生活する上での防音対策を紹介します

    大きな音が気になります…

    大きな音が気になります… コロナ禍で生活が一変している中、転居をしたりお家を建てたりして、新たな生活を始めている方もいることでしょう。

    住まいも生活環境も自分好み。
    しかし、幹線道路沿いや鉄道線路沿いの交通音、空港や基地の飛行音。ほかにも近所でペットの鳴き声や楽器演奏などなどなど、外音が気になりイライラしてしまう。
    はたまた、自室の音が響き、周りに「騒音」を出しているのではないかと気に悩んでしまう…。
    そのような方への「騒音の仕組みと対処方法」を特集します。
        

    騒音のあれこれ

    騒音のあれこれ 大掛かりな工事の最中のような突発・短期的な音や、幹線道路、鉄道、航空機など大きな移動体から来る音、歌声や園児・児童による声が騒音として訴えられている例があります。

    このように「騒音」というと工事現場などの大きな音を想像しますが、じつは身近でさほど大きくない耳障りな雑音も、総じて騒音と言います。
    即ち個々人のリズムに合わない音すべてが「それぞれの人にとっての『騒音』」となり、現代人の日々のストレスのひとつとなっています。

    そのなかでも、生活中に発生する騒音を「生活騒音」と言います。
    この生活騒音はなくすことが難しく、また国民の生活に制限を強いることができない点から法的に規制することも、規制値を定めることもされていません。

    もちろん、だからといって生活騒音に関してはなにをしても許されるということではなく、誰もが被害者にも加害者にもなる可能性があることも忘れないよう、生活することが大切です。
    また、市区町村によっては条例に生活騒音への配慮を定めているところもあります。

    おもな生活騒音
    1. 歩行・走行音、歌声、話し声・泣き声・笑い声、跳びはねる音など生活行動音
    2. テレビ、オーディオ、楽器などの音・音楽
    3. ペットや虫の鳴き声、自動車・バイクのふかし音、風鈴の音など
    4. 空調機、給排水、ドアの開閉音など設備構造から発生する音
    5. その他、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、掃除機など家庭用機器からの音

    住民間のトラブルにもなりやすいこれら生活騒音は日中よりも夜間に気付きやすいものなので、例えば機器・設備等使用する時間帯をコントロールできるものは日中に行うなど、発生側のすこしの知恵・配慮が周囲への騒音解消につながります。

    またテレワークによるビデオ会議やボイスチャットなどの話し声も、周囲の配慮をする必要が出てきました。

    音の仕組みを知ろう

    音は「音の三要素」と言われる「強さ(大きさ)」「高低(周波数)」「音色(ねいろ)」の3つの要素から成り立っています。
    そしてその「音」の発生源(音源)が作る振動(音波という)が空気を伝わり別の地点に届くことで音が広がっていきます。

    このとき別の地点での音の到達量(聞こえる音)は、音源そのままではなく音の三要素の特性によりそれぞれ減衰します。

    例えば、
    • 大きな音は遠くの地点でも聞こえ、小さな音は遠くでは聞こえにくい
    • 高い周波数よりも、低い周波数の音や振動のほうが遠くまで伝わりやすい
    • 音色により耳への入りやすさ、聞こえやすさが異なる

    低い周波数の音は、高い周波数の音よりも遠くで聞こえる 大きな音は、小さな音よりも遠くで聞こえる 聞こえやすさは音色によっても異なる

    また離れた地点での音は、これら三要素の特性で減衰量するだけでなく間に入る障害物によっても変わるため、この障害物を応用することで「防音」の仕組みができます。
        

    防音の種類と特性、騒音対策

    音には三要素があると述べました。
    音を軽減させる「防音」は、これら三要素それぞれが作る「振動」をいかに効率よく軽減できるかでその効果が変わってきます。
    発生源の構造や設置場所に手を加えられる場合は対処してみることもお勧めです。

    ● 遮音
    遮音 音の発生源等を「覆う」「囲む」などで音の振動を防ぐ方法です。
    一般的に「音源近く」「固く」「分厚い」屏や遮蔽物で囲うと高い効果が得られます。

    ● 吸音
    吸音 発生源から出る音を「吸収」させて音の振動を防ぐ方法です。
    この場合は音の反射を減衰させる効果の高いウレタンスポンジやグラスウールなど「柔らかい物質」「多孔質素材」を内外面に貼ることで吸音できます。
    音源に貼り付けるだけでなく、音源から離れた壁等に貼り付けることでも効果があります。
    ※微細な穴がたくさん開いている素材、内部に気泡を持つ素材、繊維質素材など

    ● 距離減衰
    距離減衰 単純に音の発生源を離せば騒音の聞こえ方は低下しますので、設置場所に自由度あるポータブル装置などの騒音発生源は、影響のすくない離れた場所へ移動するだけで効果が得られます。
    しかし振動を伴うような重低音は比較的遠くまで伝わる特性と、移動した先で騒音問題が発生しないことがカギとなります。

    ● 制振、防振
    制振、防振 距離減衰でも触れましたが、振動を伴うような重低音は比較的遠くまで伝わります。
    歩行、走行、跳びはね時の音、楽器やスピーカーの重低音などの振動は地面・床から伝わる場合が多いので、振動対策のため通路や床、地面に防振ゴムやクッションシート、厚めのカーペットなどを敷く・貼ることで効果を発します。

    生活騒音はこれらを組み合わせることで、受ける騒音も出す騒音も軽減することができるでしょう。

    また、大規模工事などは永遠に続くものではなく施工会社が施工期間の明示等をするため、期間限定と了承することも大切です。
    窓を閉める、カーテンをするなどの工夫で、聞こえ方も変わります。

    しかし幹線道路や鉄道、航空機など日々のインフラ(生活を支える基盤)が絡むものですと、音量も高く期限もないので、話は変わってきます。
    この場合はほぼ永年解消しない問題となりますので、防音リフォームを検討するといいでしょう。
    ちょっとした防音対応はDIYでも充分行えます。
    ただし大掛かりな工事をDIYで行うと思わぬ事故のほか、家屋の構造・強度を傷めてしまうこともありますので、その危険がある場合は工務店など専門業者に依頼することもご検討ください。

    また借家の場合家主の許可が必要になる場合もあるので、事前に確認をしながら行うようにしましょう。
        

    大きな騒音に対する防音リフォームについて

    「防音」の目的は音を軽減させることであり、音が作る「振動」を効率よく軽減させることとなります。
    防音リフォームで効果的な施工箇所と内容、効果(対象)は以下のとおりです。

    施工箇所 施工内容 効果
    窓・窓際
    • 遮音カーテンの導入
    • 防音窓ガラスと内窓(二重サッシ)の取り付け
    吸音・遮音
    換気扇などから
    漏れる音
    • 防音フィルターやサイレンサーの取り付け
    遮音
    • 壁に吸音材・遮音材の貼り付け
    • 壁内側に吸音材・遮音材の埋め込み
    吸音
    床・地面
    • 耐震クッション・耐震ゴムの導入
    • 吸音・遮音タイプのマットやカーペットを敷く
    • 床の場合、防音タイプの床材に変更する
    吸音・制振・防振
    楽器の演奏部屋、
    ホームシアター
    • 防音室にリフォーム
    遮音・吸音・
    制振・防振
    施工箇所 施工内容 効果
    窓・窓際
    • 遮音カーテンの導入
    • 防音窓ガラスと内窓(二重サッシ)の取り付け
    吸音・遮音
    換気扇などから漏れる音
    • 防音フィルターやサイレンサーの取り付け
    遮音
    • 壁に吸音材・遮音材の貼り付け
    • 壁内側に吸音材・遮音材の埋め込み
    吸音
    床・地面
    • 耐震クッション・耐震ゴムの導入
    • 吸音・遮音タイプのマットやカーペットを敷く
    • 床の場合、防音タイプの床材に変更する
    吸音・制振・防振
    楽器の演奏部屋、ホームシアター
    • 防音室にリフォーム
    遮音・吸音・制振・防振

    遮音は音の伝わりを遮断する障害物を取り入れるもので、外から来る騒音と自分が発する音の双方に効果があります。

    吸音は音の反射を消すことが目的で、こちらも外から来る騒音と自分が発する音の双方に効果があります。

    制振・防振は、とくに歩行や走行、スピーカーからの低音振動などに効果があります。

    また、ピアノやバイオリンなど楽器演奏、ホームシアターなどを目的とする防音場合は部屋全体を防音室にリフォームすると、騒音対策の効果が高まります。

    防音リフォームに関する助成金について

    外から来る騒音に関して幹線道路周辺や空港周辺などにお住まいで、外から来る騒音に関しての防音リフォームは自治体から助成金の給付を受けられる地域もあります。 この場合の助成金は、以下に該当する事例がおもな対象となっています。

    • 幹線道路周辺にお住まいの方
    • 空港周辺にお住まいの方
    • 自衛隊や在日米軍の飛行場周辺にお住まいの方

    また殆どの場合で以下のケースでは対象外となっていますのでご注意ください。

    • 声や足音対策など生活音対策のための防音工事
    • 歌や楽器演奏を楽しむための防音工事
    • ホームシアターなど映画・音楽鑑賞のための防音工事
    • ペットの泣き声対策としての防音工事

    助成金はお住まいの地域により異なりますので、詳細はお住まい地域の自治体へお問い合わせください。
        

    音の仕組みと発生源に対する処置方法 まとめ

    • 騒音の定義を紹介しました
    • 騒音は工事中の突発的な音や、幹線道路や鉄道、航空機などから来る音、大声などに目を向けられますが、足音や歌声、話し声など細かな生活音など個々人のリズムに合わない音すべてが「騒音」と括られ、現代人の日々のストレスのひとつとなっています。

    • 音の仕組みと防音対策を紹介しました
    • 音は「強さ(大きさ)」「高低(周波数)」「音色(ねいろ)」の3つの要素(「音の三要素」という)から成り立ち、その発生源(音源)が作る振動(音波という)が空気を伝わり別の地点に届くことで音が広がります。
      別の地点での音の到達量(聞こえる音)は、音源そのままではなく音の三要素の特性によりそれぞれ減衰しますので、それらを応用することで「防音」の仕組みができます。
      防音対策には固い素材で音源を囲う「遮音」、柔らかい素材で音を吸収させる「吸音」、そもそも音源を離す「距離減衰」、振動を抑える「制振・防振」があります。
      それぞれ手に入りやすい材料でも対策が取れますのでDIYも可能ですが、安全のため高所や危険な場所は工務店などにお任せするようにしましょう。

    • 防音対策と防音リフォームについて紹介しました
    • 「防音」の目的は音を軽減させることであり、音が作る「振動」を効率よく軽減させることとなります。対策方法は多種多様にありますが、対策したい音は「外から来る騒音」なのか「内から出す騒音」なのかによっても変わります。具体的には窓・壁から伝わる音を消すためにカーテンや二重サッシ、吸音・遮音材を取り付けたり、床に耐震クッションを敷いたりします。楽器演奏などが目的の場合は部屋全体を防音室にリフォームすることも有用です。
      幹線道路や空港・飛行場周辺にお住まいの方の防音リフォームは助成金の給付を受けられる地域もあります。ただし生活音対策やホームシアター、楽器演奏を楽しむケースなどの理由では対象外となる場合が殆どです。詳細はお住まい地域の自治体へお問い合わせください。
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