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雨漏りのよくある原因を工事会社が解説

  • このページの3つのポイント
    • 雨漏りのおもな8つの症状を紹介します
    • 雨漏りの症状を原因とともに解説します
    • 具体的な雨漏りの症状と原因、対処方法を工事会社の目線で解説します

    雨漏りのよくある症状と原因

    雨漏りのよくある症状と原因 「暴風で屋根が外れた」「屋根瓦がずれ落ちている」「経年変化で外壁に亀裂が入ってしまった」――。このような場合に雨漏りが発生することは、想像しやすいと思います。
    しかし、天井に水染みが見られたり、快晴なのに壁に水滴が付いていたり、突然床が濡れだしたりすることも、実際に起こっています。
    これらの原因はなんでしょうか。工事会社の視点で症状別に解説していきましょう。
        

    壁や窓等が原因の雨漏りについて

    お家の雨漏りに繋がる不具合症状はいろいろあります。
    些細な外壁のひび割れから染みこんだ雨水が天井に水染みを作り、やがて室内に漏ることもあります。場合により、雨天や台風のときでないと気付けないものもあります。
    これらの症状は些細なものでもより早く察知できれば、改修工事も部分補修程度で済みます。反対にこれらを見逃してしまうと被害がじわじわと広がり、天井材や壁、床などの仕上げを含む大規模な改修工事が必要となってしまいますので、日頃の目視点検や定期メンテナンスの重要性をご理解いただけるでしょう。

    目視点検で気付ける具体的な症状を8点、表にまとめました。
    発生場所 水染み等 水滴等
    天井 天井板の水染み 天井から水滴が落ちる
    壁の水染み 壁から水が流れる音がする
    窓枠 窓枠周辺の水染み 窓枠から水が垂れてくる
    床板 床板の水染み 床板が濡れている

    雨漏りの症状を解説

    ● 天井板の水染みや天井から水滴が落ちる場合
    天井板の水染みや天井から水滴が落ちる場合 屋根材からの雨の浸入が考えられます。
    屋根瓦のずれや損壊、板金屋根材である鋼板や嵌合部(重なり合った部分)の歪みや腐食、下地の防水シートに劣化や穴開きなどが起こり、雨水が直接もしくは構造材を伝って天井材に落ちます。構造材を伝う雨漏りは少々厄介で、浸入場所の特定がわかりにくいことが稀にあります。
    また雨は通常上から下に降りますが、横殴りや強い風雨の場合は軒下に雨が吹き込むこともあり、その雨水が構造材を伝って天井材に入り込む場合もあります。軒裏の仕上げも確認が必要です。
    さらに、前日の豪雨の雨水がある箇所に溜まり、翌日などに滴ってくることもあります。
    これらは結露に似た症状で見過ごされやすいですが、天井には断熱材が入っていますので、結露が出てくることは殆どみられません。しかし断熱材の偏りや経年劣化が関連していることもあります。被害の拡大を防ぐためにも早めに調査をなさることをおすすめします。
    ● 壁の水染みや壁内から水が流れる音がする場合
    壁の水染みや壁内から水が流れる音がする場合 壁の水染みや壁内から水が流れる音がする場合は外壁材のひびや劣化が起因となる場合が大半です。
    また天井同様、軒先に吹き込んだ暴風雨が構造材を伝って天井でなく外壁と内壁や内壁同士の間に垂れ込むこともあります。
    なお壁内にも断熱材が入っていますので、天井と同様こちらも壁材自体に結露が出てくることはあまりみられませんが、断熱材の偏りや経年劣化が関連していることもあります。
    リフォームの際は室内外の仕上げだけに目を取らわれず、断熱材や構造体まで注意することが必要です。
    ● 窓枠周辺の水染みや窓枠から水が垂れてくる場合
    窓枠周辺の水染みや窓枠から水が垂れてくる場合 窓枠の室内側には水受けがあり、気温差で窓に結露した水滴はもちろん、多少の雨水はここで受けますが、これに収まりきらなくなった水が流れ出てくることがあります。
    改修の一案として、断熱窓や二重に窓に置き換えることがあります。簡易的な方法では、ホームセンターで窓や窓枠用の断熱シートが購入できますので、お試しいただくことも可能です。
    またこれ以外でも、コーキングや雨仕舞(あまじまい=雨水の浸入を防止する構造)部分に不良が発生している場合も、ほかと同様に雨の浸入を許してしまいます。とくにコーキング材は経年変化で硬くなると切れたり外れたりし、隙間を作ります。これらを防ぐには、窓枠周辺のコーキングをやり直します。
    ● 床板の水染みや床板が濡れている場合
    床板の水染みや床板が濡れている場合 床板がそれ自身の原因で濡れることは考えられないので、天井や壁、窓枠のいずれから流れ落ちてきたものであると思われます。そこでまず、どの部分から流れ落ちてきたのかを確認する必要があります。
    上を見て天井に水染みや水滴がついていたら、天井からの水滴だと考えられます。壁や窓付近なら、その窓や天井まで、水の流れや染みがないかを確認します。天井から壁を伝ってくる雨漏りもあります。
    雨漏りでなく、窓枠周りの結露が垂れている可能性もあります。
    原因がわかれば、それぞれ前述の項を参照してみてください。

    雨漏りの発生する原因は?

    日々の生活で、雨漏りは突然やってきて、生活に大きな支障を残していきます。
    その雨漏りはなぜ発生してしまうのでしょうか。その原因を見ていきましょう。
    ● 屋根周り① 板金屋根の破損
    屋根周り① 板金屋根の破損 通常雨は上から下に降りますが、その雨水は屋根板金材同士の嵌合部(重なり合った部分)からは浸入しないよう、部材を重ね合わせる施工で取り付けます。
    また、屋根の呼吸のために板金材の嵌合部には通常、空気の通り道となる隙間を設けています。この隙間からは、横殴りや強い風雨の場合は雨水が入り込む場合もありますが、屋根材の下に敷いた防水シートによって野地板(屋根の下地材のこと)に浸透することを防いでおり、入り込んでしまった雨水も隙間からの空気対流(屋根の呼吸)により蒸発します。
    ではなぜ雨漏りがするのでしょうか。
    第1の原因は、屋根材の下に敷いてある防水シートの経年劣化や損傷です。第2に屋根材のずれや歪みです。屋根材にずれや歪みがあると、その下部の防水シートの劣化が進み、入り込んだ雨水が野地板まで浸入し、雨漏りに繋がります。 すなわち板金屋根が損傷している場合は、同時に防水シートの張り直しも行います。
    ● 屋根周り② 瓦屋根の破損
    屋根周り② 瓦屋根の破損 現在では板金屋根が多くなっていますが、まだまだ瓦屋根は多く使用されています。
    屋根瓦の固定はしかるべくガイドラインに沿って施工されますが、瓦自体の経年変化や予想を超える風害などによって、瓦が割れたり落ちたり、取り付けにずれが生じる場合があります。そこで発生した隙間の下では、板金屋根と同様に防水シートの劣化が進みます。あとは同じ理由で、入り込んだ雨水が野地板まで浸入し、雨漏りに繋がります。
    この場合も、屋根瓦の置き換えとともに防水シートの張り直しを行います。
    ● 屋根周り③ 棟板金の破損
    屋根周り③ 棟板金の破損 板金屋根でも瓦屋根でも、最も高い部分(棟=むね)に棟板金(むねばんきん)や棟瓦(むねがわら)と呼ばれる部材を被せます。この棟材が棟からの雨漏りを防いでいます。
    この棟材は嵌め合わせで留めているだけなので、この棟材が経年劣化や暴風雨などにより外れたり鋼板や瓦の状態が変わったりすると、この部分から雨水が浸水し、雨漏りが発生します。
    ご自身による日々の目視点検の中でも、とくに注意して観察していただきたい部分です。
    ● 屋根周り④ 防水シートの破れ
    屋根周り④ 防水シートの破れ 前述のとおり、いかなる屋根材の下にも防水シートが張られていますが、残念ながらこちらも一生ものではなく、経年による傷みや穴が空いてしまうことがあります。
    単体の不具合では屋根材がカバーして守られますが、防水シートの損傷箇所と屋根材の不具合箇所が相俟ったときに、雨漏りが発生してしまいます。
    ● 窓枠周りのコーキングの劣化
    窓枠周りのコーキングの劣化 窓枠からの雨漏り要因に、コーキング材の劣化があります。
    コーキング材は防水用途に有用で、外壁材のつなぎ目や窓枠、サッシの周囲など至るところで使われています。
    新しいコーキング材はプニュプニュして弾力性があり、窓枠と外壁材をしっかり馴染ませますが、時間の経過とともに弾力がなくなり硬化します。物体は硬くなるともろさも増しますので、コーキングも少しの衝撃で断裂したり、剥がれ落ちたりしてしまうことがあります。
    この隙間から雨漏りが発生してしまいます。
    ● ベランダの防水塗料が劣化
    ベランダは日々、風雨にさらされています。これ自体には防水塗装がされていますが耐用年数は5~10年ほどで、定期的に塗り替えを推奨しています。
    塗装膜の劣化を見分けるポイントとして、以下の4点に注意してみてください。
    • 塗装表面に白い粉が浮いている
    • 塗装膜が浮いていたり、剥がれたりする
    • 上塗りされた塗装がすり減り、下地が見えている
    • ベランダ内に雑草やコケが繁殖してきた
    ベランダの防水塗料が劣化 これらが見られたら、すぐに再塗装を行うべきです。
    さらにベランダからの雨水が保持のコンクリート材に浸入してしまうと、柱や壁の構造体にまで影響を与える恐れがあります。
    コンクリートは鉄筋(骨材)やセメント、水から構成されています。
    コンクリートはアルカリ性なのですが、酸性の雨が当たることで中性化し、やがて酸化が進み、さらに空気と反応することで、いずれ鉄筋の錆に繋がります。鉄筋が錆びてしまうと構造体が徐々に強度を保てなくなり、表面にひび割れや亀裂が生じ、放置すると崩壊へと進みます。
    この劣化を防ぐためにも、ベランダは定期的に再塗装を行いましょう。早めの予防策を取ることで大規模な改修にならず、生活への影響も最小限に抑えられます。
    ● 無理な増改築
    じつは建造物の経年変化の前に、増改築したことによる起因も生じています。
    数十年前に建てられたお家が手狭になった際に増築をすることや、中古住宅を購入した際に改築することがあります。
    これらの建造物の中には、現在では適用される建築基準法に準じていない物件も見受けられ、いわゆる「普通ではありえない」構造体や建具の納まりが見受けられる場合があります。
    これらは具体的に「なに」とは言えないケースバスケースなのですが、テレビのリフォーム番組でも、「予想とまったく違った」という発言がときどきありますよね。
        

    雨漏りのよくある原因を工事会社が解説 まとめ

    • 雨漏りのおもな8つの症状を紹介しました
    • おもな発生場所は、天井、壁、窓枠、床板です。症状は水染みや水滴等の発生です。
      どの場合も大雨のときやその翌日に注意して目視点検しましょう。早期発見ができたなら、改修工事も部分補修程度で済む場合が殆どです。

    • 雨漏りの症状を原因とともに解説しました
    • 水染みや水滴の発生を結露と思うことは危険です。現在の住宅は快適な冷暖房のために高断熱工法が一般的になっていますので、天井や壁内に断熱材も入り、結露はほぼ発生しません。
      なお、屋根や外壁に異常がなく結露のような症状が起こる場合は、断熱材の偏りや経年劣化が関係していることもあります。
      どちらにしてもお家に長く住むことを考えて、異変を感じたら早めに業者に点検してもらいましょう。

    • 具体的な雨漏りの症状と原因、対処方法を工事会社の目線で解説しました
    • 雨漏りは複合した原因で起こる例を具体的に紹介しましたが、それらの原因は、実際に雨漏り修理をしていないと判らないノウハウがいくつも組み合わさっています。
      お家に異常や不具合を感じたときにいつでも気軽に話していただける、「お家のかかりつけ医」を見つけてください。
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