台風や豪雨時に突然発生した雨漏りは、その場で応急処置のビニールシートを張ることがあるでしょう。そのビニールシートを見逃さない業者は、もちろん翌日、営業に飛び込んできます。
「火災保険が絶対に利くので、すぐに修理をしましょう」
このとき、営業担当は仕事が取れればいいので、保険の適用自体に興味を持ちません。うまく修理を受けてもらい、保険が適用外なら「残念でした」と逃げてしまいます。
もちろん工事代金の支払いは逃れられませんので、費用負担は掛かる上、修理も「保険が利くから」と大掛かりなものを提案します。
繰り返しますが、
保険会社との契約はあなたですので、工事会社に保険適用の判断はできません。いったん冷静になり、口車に乗らないよう、必ず即決は避けましょう。